2008/04/13

ベルリン-ポツダム-ベルリン

今日は午前にポツダムへ行きました。ベルリンから30キロの郊外の町です。かの有名なポツダム会議が行われ、ポツダム宣言が出された建物を見ます。


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ベルリンに来る前にいろいろな人のブログを見たら、ベルリンからポツダムまでは1時間くらいと書いてあったのだけど実際には20分くらいで着いた。
ドイツの電車はS-バーンと呼ばれる近郊電車と、U-バーンと呼ばれる地下鉄、そして速い電車があるらしい。ドイツの誇る新幹線ICEは乗ってない。S-バーンに乗ってやってきました、こちらポツダム中央駅。

ここから路線バスで向かった先は、サンスーシー宮殿です。サンスーシー宮殿周辺は宮殿が集まっていて、観光客が沢山いました。ドイツ人のお年寄りがツアーで来ています。10時前だったので開館しておらず、庭の見学に行きます。
サンスーシーとはドイツ語で「憂いなき」という意味だそうです。なかなか良い名前だな。王様の夏の避暑地だったそうな。


サンスーシー宮殿の前には広大な庭園が広がっています。昨日の宮殿同様に綺麗に整備されています。庭園を歩いていたら、遠くになにやら建物を発見。歩いていってみます。途中で気付きましたが、えらい遠い。30分くらい庭園を歩く羽目になりました。

着いた先は新宮殿と呼ばれる博物館です。ここは入らないで、バスを見つけ、サンスーシー宮殿に帰りました(歩いて戻る元気なし)。
サンスーシー宮殿に戻ってきました。観光地にふさわしく、馬がいます。

その後は、再びバスに乗り、更にバスを乗り換えると言う観光客にしては高度なことをしてツェツィーリエンホーフ宮殿へ。ここはポツダム会議が行われたところです。オーディオ・ガイド日本語版はありませんでした。でも英語版でも大体分かる。ここでは日本人の2人組みを発見。ドイツまで来るとは、しかも地球の歩き方ドイツ版を持っているとはなかなかのつわもの。我々はヨーロッパ版しか持ってません。

再びバスに乗って、街の中心へ。お昼を食べます。繁華街と思われる辺りで適当にバスを降りて、適当なお店に入ります。ドイツ人の客が沢山いて、値段が適当なところに入ります。英語メニューを頼んだら出てきました。

上は、ウィンナーです。色が違うのは中身が違うようです。白っぽいのと黒っぽいのは日本にはない味です。黒は血が含まれているのかな?ドイツらしくて良い、そしておいしい。
下は白アスパラです。ドイツでは白アスパラは春の料理です。ドイツ語ではシュパーゲル。日本で冬になると牡蠣を食べるようなものです。大変軟らかく美味しいです。当然ビールも飲みます。黒ビールが飲みたかったのだけど、どれが黒ビールなのか分からないから適当に注文したら普通の色だった・・・後ほど、ホテルの受付で黒ビールの代表的な銘柄を確認した。その後は黒ビールばかりを飲む。

駅に戻って再び電車に乗ります。ベルリンに戻る途中のヴァンセー駅でおります。次に向かったのはヴァンセー会議が行われた建物。

ドイツ語で駅はバンホフ。ドイツの地名はなんとなく勇ましい響きがする。なんとかガルトとかなんとかブルグ、なんとかドルフとかね。
その後、ベルリンへ戻って、チェックポイント・チャーリーと呼ばれる壁博物館へ。ここはベルリンの壁があった目の前の博物館で、実際にここを使って向こうから脱出した人とかがいたらしい。ここは民間の博物館のようです。入場料が高い割りに見るものがない。

ベルリンの壁を見ながら帰ります。ベルリンでは殆どの壁は撤去されていて残っているのも落書きだらけですが、この一角だけは保存されていた。

こちらはタクシー。さすがドイツ。タクシーはメルセデス・ベンツです。色は肌色で統一されています。