お互いの奥さんを含めて計4人で食事をしてきた。彼が会社の人にお薦めのレストランを聞いて、予約したのはレバノン料理。レバノンって・・・中東のどこかだな。イスラエルとシリアとレバノンの位置関係がいまいち良く分からない。事前のイメージは羊しかないので、コース料理を注文することで、メニューと格闘することを避ける。
最後の肉料理は羊と牛だったか、これは高いレストランだけあって、美味い。問題はその前のスターターから始まる一連のコースの前半である。豆のピューレがセサミ・オイルと一緒に出てきて、パンにつけて食べたり、良く分からない揚げ物が入っていたり・・・変わっているとの印象はあれど、美味いとは思わない。
ピューレはこんな感じ。左、中段ね。手前右は、葉っぱに巻かれた米だけど、お米の味はまったくしない。Fatayerというらしい。発音するのは無理。
良く分からない揚げ物。それなりに食べられる。
こちらも良く分からない揚げ物。後で友達に聞いたところ、Falafelと言うらしい。
こちらはメインのお肉。高級店だけあって、それなりに美味い。
しかし、海外駐在の日本人って金持ってんな。1人当たり1万円以上したのだが、普通に払ってた。我が家だって払いますけど1万円あったら飛行機で他の国に行けるじゃん。ロンドンのレストラン事情は物価の高さを反映して大変なことになってます。請求書が一部手書きでぼられた恐れもあるが、彼はそれも含めてまあ、いいじゃないかと言って払う。いや、だからその考えてカモにされる日本人が増える原因なんだって・・・。駐在員生活はお金はあるが狭い日本社会のようで人間関係が大変そうである。ロンドンや海外について情報交換する。これから最低でも3年(彼は昨年の12月に来て、奥さんは今年の3月に来た)はこちらにいるらしいので、いろいろな国を回るといっていた。早速、パリとベルギーに行くらしい。我が家がこの間諦めたユーロスターで。やっぱり金持ってるな。
今朝、学校で友達にアラブ料理について問うてみる。イスラエル人の友達は中近東の料理に関してはプロである。
彼に言わせると、Hoummos(フマス、豆のピューレです)とかMousakaat(ムサカ)をうまいと感じないのであれば、中近東の料理はおそらく駄目だと言われた。そして、レバノンはフランスの植民地だったこともあり、中近東で飯は一番美味いらしい。ということで、日本人には中近東料理は美味くないと思われる(私見)。大体、新鮮な魚に重きを置く人種が、砂漠の飯を美味いとは思わないだろう。