数か月前、研究が上手くいかなくて、お金もなくてものすごく憂鬱だった。修士課程時代に銀行から借りた借金もまだある。頼みの綱の奨学金は全て断られて来年からお金が入ってくるあてがなくなった。
指導教官に相談したらウェイトレスをしなさいと言われた。この移民が多い街でウェイトレスとは最低賃金のこと。毎日働いたって、大したお金にはならない。勉強する時間だってきっと取れない。
もう大学なんて辞めて都落ちをしよう。昔、インターンをしていた故郷の銀行に連絡を取って働けるか聞いてみよう。きっとそこで雇ってもらえる。故郷だったら仕事も忙しくないし勉強だってできるわ。指導教官とは疎遠になるけど私一人で頑張れる。。。。
それから2ヶ月。
研究も結果がでてきた、指導教官も満足してくれた、予想以上の良い結果。指導教官は来年の授業のバイトを優先的に割り振ってくれたわ。週に2時間で月に数万もらえる。その他にも試験の採点のバイトも優先的に割り振ってくれた。割の良いのばかり。生活費はなんとかなりそう。
なのにどうしてこの時期に2ヶ月前に連絡した故郷の銀行から電話がくるの・・・帰る予定はなくなったのに。将来を考えたら無下に断れないし。どうしよう。
というのが現在のとある友達の状況。人生って大変ね。
気合の往復徒歩。
J氏に論文を出した。帰ってきたメールにはLeave it with meだとさ。辞書を引くハメになりました。ネイティブ強い。