「もう無理。今日も手紙が来ていた」から始まる友人女性の危機。彼女は同居人のナイジェリア人(赤の他人)に目覚ましがうるさいと怒られ(私が文面を見た限り脅迫だけど)引越しを考えているらしい。
毎日5時に目覚ましを10分以上かけるわけでもなく、週に1、2回、9時だ10時に鳴る目覚ましが喧しいってのは目覚ましが五月蝿いのではなく彼女の存在が五月蝿い、またはナイジェリア人自身の人生に対する彼の不満の現れである。なんてありきたりの結論が出ても問題が解決するわけではない。ましてここは外国、赤の他人のために自分の時間を使うなぞありえない街である。
結論は、事が複雑になる前に逃げる。
2月は家探しに悪くない。混雑する時期ではないため物件数は少ないが取り合いでもない。障害は予算である。週に150ポンドの家は中心では4畳半、山手線の外で8畳ぐらいである。シェアの部屋を探せば?との私の意見はまたキチガイと住むのは嫌だからと却下。
今日は、某ベイスウォーターのアパートを見にいくのだが大家と会わなくてはならず、護衛兼ご意見番として一緒にアパートを見てきた。大家が全裸で待っていたらきついなと思ったのだけど大丈夫だった(ネタではありません)。女性が見知らぬ人を警戒するのは全世界共通。イマイチの部屋だったようで、悲劇は続く。