早朝のデン・ハーグ中央駅。当然氷点下です。朝9時過ぎにアントワープ到着。8時を過ぎないと外が明るくなりませんので車窓を楽しめず。オランダとベルギー間の国境では、EU発足以来検札を行っていないようでいつ国境を越えたのか分かりません。駅の看板の色が違うので分かりますが。
ベルギーの列車。Bはベルギーのことかな。荷物をコインロッカーに預けて外へ出ます。コインロッカーは荷物を入れて、お金を入れるとバーコードの書かれた紙が出てきて、その紙で開けることが出来ます。
アントワープ中央駅を駅の外から撮りました。オランダと比べるとベルギーは街並みが豪華だといわれていますが、それは駅舎からしてもそう思いました。この後、街に出ると更にそう思います。
アントワープでは、地下鉄・トラム・バスに乗り放題の切符を買いました。とりあえず、歴史的建築物か集まっているエリアへ向かいます。
ノートルダム大聖堂。ちなみにノートルダム大聖堂は世界中にあるらしいので、これはアントワープのノートルダム大聖堂。朝10時に開くところ10時前に到着。日本人が散見されました。フランダースの犬でネロとパトラッシュが亡くなるところです。残念ながら私はフランダースの犬を見て育った記憶は全くありませんので、大聖堂の1つとしてしか見ていませんが日本人には大人気のところらしいです。逆に外人からすると訪れるほど重要なところでもなさそう。
ルーベンスの絵。ルーベンスの絵の中でも傑作と言われているらしい。私は絵に造詣が深くないから良く分からない。キリスト降架という絵らしい。ちなみに降架と昇架と復活があるらしい。
こちらもルーベンスの絵。一番奥にありまして、この絵の前でネロとパトラッシュは亡くなりました。聖母被昇天というらしい。
市庁舎前の広場。市庁舎とその周りには色々なギルドの建物があります。歴史を感じさせる建物群。
昔の城壁を利用した海の博物館。
肉屋のギルドの建物。現在は何かの博物館。
ブリュッセルの街並み。この国は道路が狭い。そして石畳が多いから車は大変そう。
ベルギーの代表的な食べ物、ワッフルを食べるためにお店を探します。地球の歩き方によると、このお店が有名らしいので突入。
ぱりぱりのワッフルは甘いものと一緒に食べるのが正しいらしい。ふわふわのワッフルはそれだけで食べるのが正しいらしい。駅の売店でも売っているし、街を歩いていても売っているところを良く見かけます。国中を甘い匂いにするつもりか。
クレープ。どちらもすごくおいしい(ロンドンに比べたら)。日本と比べてもおいしい。喫茶店で甘いものを食べるとき、この国の定番はクレープとワッフルのようだ。
世界遺産
次は、地球の歩き方に乗っている戦時中の防空壕が残っている喫茶店に行きました。
第2次世界大戦中にできた防空壕。
飲んだのはチェリーから出来ているビールです。
ただのトマトソースのパスタです。でもロンドンの食生活から考えると涙が出るほど美味しかった。ワッフル食べた後だからお腹いっぱいだったがここは頑張って完食。
日本人観光客がアントワープ大聖堂には沢山やってくるので(その他の観光客はあまり来ないので)、街が日本人向けにネロとパトラッシュの記念ベンチを作ったそうです。
レンブラントの家。入る価値なかったなあ。
アントワープの街の風景。ベルギーらしい。トラムの線路と遠くには大聖堂。
ベギン会修道院。世界遺産。行く途中に道に迷って歩いていたおばあさんに道を聞きました。「フランス語喋れる?」「ノン」「じゃあ、私が英語喋るわ」どうやら、この国はおばあさんでも複数の言語を使いこなすようだ。私が「ベギン」と言っても通じない「フィェギィン」こんな感じが正しい発音のようだ。ちなみにベルギーの公用語はオランダ語とフランス語です。標識は必ず両方が併記されています。
修道院は我々以外に観光客がいなかった。そして雪が降っていてすごく寒い。でも修道院の中はなんというかキリスト教的に暖かかった。
アントワープを午後4時くらいに出発して、列車で揺られること30分、ベルギーの首都ブリュッセルに到着。どうやらブリュッセルからアントワープまで日帰りで遊びに行く人も多いようで列車はそれなりに混んでいた。ここでも日は沈んでいたので外は見れなかった。
ブリュッセルに着いたらとりあえず、ホテルを目指す。チェックインした後に晩御飯を食べに外へ。とりあえず、世界で最も美しい広場と呼ばれるグランプラスを通ります。しかし、世界で最も美しい広場っていう形容詞がすごいなあ。日本には広場ってないからない。
ベルギーはなんといってもビールの種類の豊富さで有名。頑張って試したけど数種類しか飲めなかった。
世界で最も美しい広場「グラン・プラス」(英語で言うとグレート・プレイス、日本語では偉大な場所か?)の西側。
グラン・プラス北側。
グラン・プラス東側。
グラン・プラス西側。
グラン・プラスは確かにすごく美しかった。でも広場にはトラックが止まっていたから雰囲気はなし。
ホテルの人に美味しいお店がないかどうか聞いた後、その店を目指して街を歩く。なんだか観光客向けの店が多いエリアに入ったようだ。そこでは店の人が歩く人を片っ端からお店に勧誘している。「うちの店は安いよ、これとこれとこれがついて18ユーロだよ」とかなんとか。中には日本語で勧誘してくる人もいる。赤の他人から日本語を聞いたのは久しぶりだ。そういうのはアジアを旅したときに慣れているので無視。
そういえば、勧誘の言葉で笑えたのは・・・
「ヘイ、トヨタ!!」
知っている日本企業を言うなよ。俺の名前はトヨタじゃないぞ。不覚にも笑ってしまった。
ホテルのフロントがお勧めというお店へ入ったのだが、何か間違ったものを注文したようだ。蟹と伊勢海老と海老とムール貝と浅利と蜆と・・・全部生だった。最近の私は貝類に弱いのでちょっと心配。でも無事に消化したようだ。
ノイハウスと呼ばれるチョコレート屋。高級チョコレート屋の1つです。購入してみた。
いかにも高級そうな形ですね。味は・・・まあうまいと思うが個人的にはそこまでではない。チョコレートが大好きという人ではないので。でも外人は一番好きな食べ物はチョコレートだと言い切る人もいるのでチョコレートは大事な食べ物なのでしょう。私が一番好きな食べ物は刺身ですが。