2008/01/05

5日目

5日目はアムステルダム市内を観光し、夕方ロンドンに帰ります。スキポール空港18:50分発のブリティッシュ・エアウェイズで18:55分に(オランダとイギリスの時差は1時間)ロンドンにあるガトウィック空港に着きました。


ホテルの朝ごはんがありませんので、アムステルダム中央駅前にあるKioskでサンドイッチを買いました。こちらのKioskは日本のキオスク機能に追加で切符の販売を行っています。こんなパンでも相当うまい。ロンドンと比べると何だってうまい。

まず向かったのはアンネ・フランクの家です

ここはアンネ一家がナチスの侵略から終戦の直前まで隠れていた家です。アンネは終戦直前にナチスに捕まりアウシュビッツに向かう途中チフスで亡くなっています(お父さんはアウシュビッツで生き延びアンネの日記や家を公開する活動をしたよう)。隠れ住んでいたと聞いていたので狭い部屋を想像していたのですが結構広い部屋です。でも3部屋に8人で住んでいたらしい。8人で住むには相当狭いです。お父さんが実業家だったので家に工場を持っていて、家の裏に外からは分からないように部屋を作っていてそこで生活していたとのこと。狭く急な階段と動く本棚から隠れ部屋に行けるのが特徴です。ちなみにこの日も入場するには行列です。観光客が多いというのと一度に沢山の人が入れないようになっているからですね。我々は朝の営業開始から30分以内に入ったので並ばずにすみました。

王宮です。ダム広場にあります。ダム広場はアムステルダムの中心でアンネの家から歩いて5分くらいです。
次に向かったのはゴッホ美術館。ゴッホはオランダ人です。ヴィンセント・バン・ゴッホですから。バンはオランダ系に多い。トラムで移動しました。トラムは大変便利です。町を網目状に走っているのでどのトラムに乗ればいいのか分かりづらいのですが、そこは通行人に聞きまくります。みんな親切で丁寧に教えてくれます。

ゴッホ美術館の新館です。設計したのは「あの」黒川紀章です。

ゴッホ美術館の本館です。ゴッホの有名な自画像や向日葵(ゴッホは向日葵の絵を何枚も描いているのでロンドンにもあります)等が見れます。ちょっと広すぎて疲れました。混んでいるし入場料とオーディオガイドで14ユーロも取るし・・・。ゴッホが人生で描いた絵の半分くらいがこの美術館にあるそうです。

美術館前の通り。道が広いのはトラムと車道と自転車道と歩道があるからです。この4つがあるのがこの街の基本です。これで更に右側通行であることを考えると道を渡るときに左右を何回も確認する必要があります。

折角なので昼にアルゼンチンステーキを食べてみます。これはサーロイン・ステーキ300グラム。20ユーロです。3200円くらいですね。なかなかおいしいです。課長 島耕作でも書いてありましたが、こちらのステーキは脂身が殆どなくて肉の部分を味わうのが普通ですので300グラムでも普通に食べれました。日本では300グラムというと全力で食べていたと思うのですが。
この後、中央駅に戻って空港まで電車で移動。そういえば、空港からアムステルダム中央駅までの電車代なのですが、旅行前にネットで調べたら1人3.6ユーロとなっていたのに、いざ1日に着いて切符を買うと1人3.7ユーロ。今日の帰りは1人4.7ユーロ。なぜ?なぜ同じ区間の切符なのに料金が違うのだろう。謎は解決せず・・・。空港のセキュリティ・チェックが搭乗直前なのにびっくりした。
ガトウィック空港から家まではバスで帰ってきました。二人で13ポンドほどです。一番早いガトウィック・エキスプレス(電車)だと二人で30ポンド以上するので5000円ほどのお得。空港からロンドン中心部までの風景を見ているとスラムから綺麗な街並みに段々と変化していくのが良く分かる。日本人が郊外に住むのはちょっときついな。