ウィンチェスターはロンドン前のイギリスの首都。といってもロンドンが首都になったのは1000年あたりだから日本だと平安時代までの首都です。
朝はのんびり10時に駅へ。学生割引の切符を買うために列に並んで10:40発の列車へ。たまにはビクトリア駅の写真でも。直前にならないと番線が分からないので掲示板の前で待ちます。
12時過ぎにウィンチェスターへ到着。駅周辺には何もありません。英国一大きな大聖堂を目指して歩きます。
ハイストリート、街の中心の通り。駅周辺は閑散としてますが、ここには結構混んでいます。
待ち合わせ場所でしょうか、何かあります。良く分かりません。
で、大聖堂に到着。早速中に入ります。本来は有料だが、日曜のためか無料。映画「ダヴィンチコード」のテンプル騎士団のシーンの撮影が行われたそうです。観てないけどな。
大聖堂に眠っている有名人の1人がジェーン・オースティン。作家だそうです。そもそも誰なのか知りません。
こちらがオースティンのお墓。間違えて踏んでしまいましたがね。
12世紀の壁画。磔にされるキリスト等。
埋葬されている人が沢山います。
こちらはガーディナー主教。よく分かりません。
170メートルの回廊は中世ヨーロッパ建築では最大のようです。
見学終了。外に出て街を歩きます。大聖堂外側。大きくて写真に入りません。
今日は曇りです。曇り時々晴れでイギリスらしい。紅葉してます。
仮装大会ですか、昔の格好をした人たちを発見。この街はそういうのが似合います。
お昼ごはんを食べに聖ガイルの丘へ。散歩道になっています。
イッチン川を越えて10分程です。ここからはウィンチェスターの街が一望できます。ウィンチェスターは歩いて周れるくらいの小さな町です。
持参したサンドイッチのお昼を食べた後は再度イッチン川を渡って街の中心へ。
紅葉がきれいです。
ヴェヴァシー城跡へ。大聖堂の裏にあります。今日はなぜか閉まってましてオフィスの写真だけ。城跡は跡なのだから開くも閉まるも無いと思うけど・・・
ジェーン・オースティンの家。カレッジから10メートル。他界した時に住んでいたところです。現在は別の人が住んでいて中の見学は不可。現在はって亡くなったのは1817年ですけど。まだ同じ家を使っているのか。
お昼ごはんを食べた後は、2:30からの地下室ツアーに参加するため大聖堂に戻ります。5分前に到着したが、既にツアー参加者がいないと思われた様で終わってました。でも地下室は開いていたので中に入ります。アルフレッド大王に個人教授した司教セント・スウィジンの像を見学。
その後は3:30から始まるウィンチェスター・カレッジのツアーに参加。ツアーといっても入口に今日のツアーは3:30からと書いてあったから参加するだけで参加者は我々を入れて4人。おばあさんが校内を案内してくれます。
ウィンチェスター・カレッジは名前から大学のように思えるが中学・高校の一貫教育校です。パブリック・スクールというやつでイギリスのエリート輩出校なわけです。他に有名なのはイートンとかハローとかラグビーとか。代表的なのが9つでウィンチェスターはその中でも最古、1382年築と。最も有名なのはイートンで、首相が18人出ているとか・・・。
ということで、将来のエリート君がどういう教育を受けているのかを観察します。
学校は寝起きをするところのほかに教会、食堂、良く分からない建物などがありまして、日本の中学校3つ分くらいの広さがありまして、1学年60人程度だそうです(おばあさんの英語を元に書いているから聞き間違いも相当あるが)。こちらは教会。
こちらは食堂。三食ここで食べるそうです。こうやって見ると古げで良いが冬は寒いから大変だろうに。食事のメニューもあったが朝は毎日卵が付いてた。
ここで、3,4年過ごして(イギリスの中等教育は複雑で良く分からない)、その後はオックスフォードかケンブリッジに行くのが普通だそうな。エリート育成機関らしくてとても良い。イギリスってエリート教育の国でしたね。
その後は4時過ぎですのでそろそろ帰宅しようかと街を歩きます。綺麗な街だが住むには退屈そう。
最後にグレイト・ホールへ行きます。カレッジからは徒歩で10分程。ここでは13世紀に建てられたウィンチェスター城の残骸があります。
周りには裁判所等があります。十分に古そうだがな。
中ではアーサー王と円卓の騎士の円卓があり、700年以上前のものです。
アーサー王は実在の人物らしいが、小説の主人公として有名であって実際の所はぼほ架空の人物。じゃあこの円卓は何だろう。
ヴィクトリア女王の像もあります。
5時半の電車に乗り、帰宅は7時。