2009/07/25

Edinburgh一日目

二泊三日の予定でエジンバラへ行ってきます。世界で最も美しい街だそうです。世界には最も美しい街が沢山あって困ります。結論からいうと行く価値はあるけどそこまででもないと思うけど。個人的には田舎の方が好きなので。

エジンバラはスコットランドの首都です。人口45万人。スコットランドはイギリスの一部で独立したがっていて、ケルト人の国で言語は英語だけとアクセントが難しくて日本人には聞き取りにくくて、有名人では例えばショーン・コネリーと。


地図でみると随分遠くです。でもエジンバラの北にはまだまだスコットランドが続いています。北にはあまり都市はないようですが。そりゃ寒い地域ですから人もさほど住めないわけです。

ロンドンからは電車と飛行機の両方で行けるが、飛行機だと空港まで行かなくてはならず、それも出発の一時間前までに行かないととか面倒なのでロンドン中心から出発する電車にします。

この国は電車のチケットの購入方法が複雑で今回はスーパーオフピークという最も安い部類の券が購入できました。といっても往復で70ポンド、1万5千円だがな。

安いチケットは朝早い時間の電車には乗れないようで、ラッシュを無理やりに外されてますが、朝10時の電車を予約。予約といっても予約の紙に席は表示されていないので自由席ですかね。良く分かりません。

とりあえず、朝の9時頃にキングス・クロス駅にやってきました。この駅はロンドンの北に向かって発車する電車の発着駅です。我が家はロンドンのやや南に住んでますのでこれまでは無関係です。ちなみにこの駅の有名なところはハリーポッターの撮影で使われたか、小説に出てくるだかだそうです。読んだことも見たこともないからどういう設定なのか知りません。その番線から魔法の国にいけるようです。

で、その記念として駅のどこかにハリーポッターの世界にいくプラットフォームがあるそうです。9と3/4番線だそうです。駅は大きいので駅員にハリーポッターのプラットフォームはどこですかと聞いて探します。

そういうことを知っていて、それを見にくるのは日本人だけですね。あそこに日本人がいるからあのへんだろうと思ったらそうでした。


例えるならば、上野駅のパンダでしょうか。小さく隅っこにありました。

さて、出発。乗った電車には名前が付いてまして、その名もフライング・スコッツマン。訳すと飛ぶ、スコットランド野郎というところでしょうか。これから行くのはイギリスだけどイングランドではないスコットランドで、割と自治が進んでいるところのようです。


ヨークとかニューキャッスルとかを過ぎて午後2時半にはエジンバラに到着。4時間半程の工程です。思ったほど寒くない。むしろエアコンが効いていた電車が寒かった。とりあえず、荷物を置きにホテルへ行きます。すぐに見つかったし、ホテルのスタッフも親切なのだがいかんせん英語が分からない。でも先方もスコットランドの英語が分かりにくいのを知っているようで分かりやすく話してくれます。でもスタッフ同士の英語はさっぱり分からない。まずは街の見学がてらホーリールード宮殿に徒歩で向かいます。

エジンバラの街並みは統一感があって、かつ荘厳な石造りでなかなか良い。


ホーリールード宮殿はエリザベス女王が夏にやってきて滞在する宮殿です。そしてバッキンガムはその間に一般公開されます。夏に避暑にやってくるほどロンドンが暑いとも思わないしエジンバラが涼しいとも思わないのですが(むしろここは寒い)、まあ、年に一度女王様がやってくるのがイングランドとスコットランドの友好のために必要なのだろうと思料。


エジンバラの歴史上、重要な宮殿のようです。ちなみにイングランドの歴史上、重要な王様はヘンリー八世ですが、スコットランドの歴史上重要なのはメアリー女王だそうです。彼女の息子からイングランドとスコットランドは共通の王様を持つようになり、その後、連合王国になっていくわけです。


ホーリールード宮殿に附属する廃虚とかした寺院。


既に6時前なのでその後は適当に歩いて街の見学。こちらはジョンノックスの家。よく知りませんから入りません。


晩ご飯はエジンバラでは比較的古いパブへ行きます。スコットランドはスコッチウィスキーがあるのでパブのお酒もウィスキーが沢山あります。まあ、私はビールを飲みましたが。食事はベーコンのステーキとスープ。ベーコンは肉と普通のベーコンの中間くらい。ベーコンにかかっているのはアプリコットと梅のソース。このソースが大変まずく。スコットランドも食事はイギリスの仲間かと・・・