まずはホテルの前からバスに乗って30分のところにあるディアボレッザという駅に向かいます。運転手の言っている英語が良く分からないけど周りの人について降ります。
ディアボレッザ駅前からロープウェーで氷河を見に行きます。それほど寒くはない10度くらいでしょうか。直射日光が厳しいのでむしろ暖かい。立派な氷河です。
なんか登山家が多い。ジーンズにスニーカーの我々は少し浮いている気がする。ベンチに座っていた登山家風のおっさんと世間話をしたところ(観光?と聞かれたがジーンズにスニーカーで観光以外に無いだろうに)、氷河の頂上までは3時間半くらいかかって、頂上は空気が薄いから大変みたいなことを言っていた、それ以上に驚いたのはこれから登るのにビールを飲んでいることだけど。さすがスイス人、我々とは違うようだ(氷河の登山は真剣勝負だと思うのだけど・・・)。
犬を連れてきている人もいるので色々な楽しみ方があるようです。スイス人はハイキングもきちんとした格好をした人が多い。
子供を連れてきている人もいます。
この子達はこの後、歩いて下山して行きました。下までは4時間くらいかかるはず。下の写真に小さく写っているのが歩いている人たち。
我々はロープウェーで降ります。ロープウェーで降りるのは登山慣れした格好ではない人たちだけ。
電車でサン・モリッツまで戻ります(電車は1時間に1本しかないけど)。次はサン・モリッツを代表する山ピッツ・ネールに登ります。
サン・モリッツの中心からゴンドラとロープウェーを乗り継いで登ります。
ピッツ・ネイルがサン・モリッツを代表する山です。ピッツ・ネイルとはロマンシュ語で“黒い山”という意味のようです。スイスの公用語はフランス語とドイツ語とイタリア語とロマンシュ語で、サン・モリッツのある地域は主にロマンシュ語が話されているようです。まあ、4つとも喋れない人間には関係ないがな。
下はピッツ・ネイルのシンボル、シュタインボックの銅像。アルプス山羊です。ハイジにも登場するらしい。
ピッツ・ネイルから東西南北を眺めます。下は午前中に見てきた氷河です。この辺りは4000メートル級の山が沢山あります。
昔はここまで登るのが大変だったようで、亡くなった登山家もいるようです。
スイス人はどこからでも歩きます。ここからサン・モリッツまでは歩いて4時間ほどのようです。
景色は素晴らしそうだが4時間の山道はちょっと辛いので我が家はパスします。
サン・モリッツ湖の隣の湖が見えます。
山頂から中腹までロープウェーで降りた後、町まで降りるゴンドラには乗らないで歩いて降ります。2時間ほどの散歩です。結構大変だったけど。
スイスといえばお花畑。このへんのの花はよく分からない、そもそも花の名前は全然知らない。
下の道をずっと歩きます。柵とかは無いけど整備されているので迷ったりはしない。
途中には救急車が。空気薄いため年配の人が倒れたようだ。救急車もよくここまで来たものだ。山道は急勾配。
救急車だけど急ぐのは無理なくらい坂がきつい。
牛もいます。スイスらしい。
町に下りたのは4:30くらい。この後は、バスに乗ってサンモリッツの奥のほうへ行ってみます。サン・モリッツはかなり広くて隣の湖のほうからも山にも登れます。行ってみたら最終のバスしか残っていなくて(まだ、5時半なのに)、それに乗って帰ってきました。