2008/07/05

ブライトン

土曜日ですので、ブライトンまで出掛けてきました。ロンドンから60キロ南に位置する海に面した都市です。


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観光の目的はブライトンの見学と、この近くにあるセブン・シスターズという断崖絶壁を見ることです。



セブン・シスターズは上のように断崖が7つ並んでいるところから名前が付いています。確かに7つありますね。



ブライトンまでは、ロンドンのビクトリア駅からサウス鉄道で1時間弱です。サウス鉄道はロンドン近郊へ行くための鉄道会社の1つ。ちなみにボランティアに行くときにのっているのはサウス・ウェスト鉄道で別物。
サウス鉄道の車内はこんな感じ。

朝9時の電車で10時前にはブライトンの駅に着きました。今日は暖かいです、気温が上がってきました。25度近くというところか。

ブライトンはロンドンから日帰り観光地として有名ですが、日本人にはそれ以上にセブン・シスターズへ行くときの出発地として有名です。下は時計塔。

これまでの観光地でも見た観光バス、ブライトンにもありました。ここにも観光客が来るわけですね。

ここから路線バスに1時間乗ります。往復チケットは1000円也。下はバスルート。海岸沿いを50分走ります。

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良い景色です。イギリスの田舎は素晴らしい。



セブン・シスターズのバス停で降りると目の前にはビジター・センターが。ここでセブン・シスターズまでの行き方を復習がてら聞きます。日本人のブログで懇切丁寧に書いてあるのを読んでますので事前学習はすんでます。世の中には親切な人がおりまして、ロンドンからセブン・シスターズまでの行き方を他の行き方と比べて、この行き方はバスが海岸線を走るから良いとか、バス停の場所とか色々書いてます。

で、その人の情報によれば、このビジターセンターからセブン・シスターズまでの行き方として、そもそもセブン・シスターズで何を見るかによると書いてあります。我々はとりあえずセブン・シスターズの真下と頂上に向かって歩き出します。セブン・シスターズを遠くから見る場合は全然違う道を通らないと行けないそうです。
で、下の写真の左が丘の頂上で、セブン・シスターズを下から見る場合は丘を回って行きます。

えらく遠くないか?
歩いて30分程だと言われたのだが、行くのに30分、帰りに30分、更に遠くからセブン・シスターズを見る場合は、ビジター・センターに戻ってきて違う道を行くから更に往復1時間・・・。遠くから見るのは諦め(表紙の写真は他の方のをコピーしました)。
とりあえず、歩き始めます。

羊と牛がいっぱいです。一応柵で囲まれているのですが、柵の中がセブン・シスターズへの道になっていて、羊と牛の横を歩いて行きます。襲いかかって来ませんように。長閑ですねえ。

歩く道の横には川が。この川のせいでセブン・シスターズを遠くから見る場合と近くから見る場合で全然違う道を通る必要があるわけですね。橋でもかければ良いのにと思うがそこはイギリス、違う考えがあるようです。

右に行くと、セブン・シスターズを下から眺める地点へ、左へ行くとセブン・シスターズの上へ。

右のほうに見える別の断崖絶壁です。あれも十分に立派です。

着きました。確かにビジター・センターから徒歩30分ほどです。すごい絶壁です。ここで、作ってきたお昼ご飯を食べます。というか、この辺に食事をするところはない。バス停まで戻るとパブが1軒。

セブン・シスターズはそんなに観光客はいません。親子連れが2組だけ。

ここは、砂浜ではなく石からできています。

少し道を戻って、セブン・シスターズの上に来ました。上から向こう側の浜を見ます。

セブンシスターズの上を歩くことも可能です。というか柵も何もなく危ない。我が家もぎりぎりまで行ってみたが相当恐い。外国によくある自己責任ってやつですか。この上をずっと歩いていく人たちもいるが、その先に何があるのか知らない我が家はここで休憩して終了。トレッキングの格好をした人が多かった。

警察のヘリコプターが接近。見回りか。

道にやけに穴が開いているのだが、ウサギの巣穴でしょうか。一匹も見なかったけど。

羊を追いかけたら逃げられた。長閑だ。

そろそろ帰ります。再びバスに乗ってブライトンの街へ。歩き疲れたせいかバスの中で二人とも睡眠。周りが白人だらけのせいかなんとなく安心感が。
ブライトンの特徴はビーチです。結構暑くなってきたので(それでも長袖は着てます。白人とは体感温度が違うのです、彼らは半袖1枚でも日本人は長袖が必要)、ビーチは人がいっぱい。泳いでいるのも少しいます。


ビーチには遊園地が付いています。我々も小銭を少し落としました。500円くらいだが。


この後は、ビールを1杯飲んで帰ります。下はブライトンの駅。

こちらのサウス鉄道の列車で帰ります。疲れたせいか、二人とも電車内で再び睡眠。

帰ってきたのは7時ごろでした。日帰り旅行も良いものですね。イギリスは小さい国なので日帰り旅行先も結構あります。
ちなみに交通費は電車往復2人で31ポンド。6300円くらい。それとビールとコーラを1杯ずつで7ポンド、1500円くらい計8000円弱でございます。