2008/07/27

ベルリナ-スイス5日目

最終日はサン・モリッツから四大急行の1つ、ベルリナ急行に乗ってイタリア領のティラーノへ行きます。その後はミラノまで更に電車を乗り継ぎミラノから飛行機に乗ってロンドンへ帰ります。


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昨晩は雨が降ったこともあり山は雲をかぶっています。ホテルをチェック・アウトした後は電車に乗ってサン・モリッツまで行きます。
サン・モリッツの鉄道は箱根登山鉄道と姉妹列車にあるらしく駅には日本語の看板が。でもこれって日本人以外には読めない気がするけど。

事前に確認してあったし、サン・モリッツ駅のインフォメーションでも再確認したが、朝9時台のティラーノ行き各駅停車はないようです。サン・モリッツで2時間電車待ちをしても良いがベルリナ急行は1人700円の追加料金で乗れるので、ここは700円払ってベルリナ急行に乗ります。

昨日昇ったディアボレッザも山頂付近に雲が。昨日は晴れていたので幸運でした。

ベルリナ急行の中はこんな感じ。年配の人が多いです。日本人も沢山います。

ベルリナ急行は氷河の横を走ります。どれだけ標高が高いところを走っているのかよく分からない。

隣に座ったスイス人は休暇を利用して夫婦で来ている模様。奥さんは英語が喋れないようだ。その向こうはニュージーランド人の夫婦。ニュージーランド人の英語は聞き取りやすい。

前方の谷をずっと抜けていきます。なかなかの絶景。

こちらはベルリナ急行の見所の1つ、ループ橋。

約2時間半のベルリナ急行が終わると着いた先はイタリア領ティラーノ。2つの有名な急行を制覇したわけですが個人的にはベルリナ急行が好きです。氷河を間近に見られるし景色の変化は激しいし。2時間半で終わるし。
ティラーノ駅で入国の証拠としてパスポートに判子をもらいます。ミラノ行きの電車まで3時間程あるのでお昼を食べに町を歩きます。

イタリアの街は必ず中心が旧市街地でそこには教会があります。

結構古そうな町並みがイタリアの田舎らしくてとても良いです。ィラーノは人口が1万人くらいの非常に小さい街でおそらくベルリナ急行の終点でなかったら日本人はこない(地球の歩き方イタリア版にも載ってない)。

お昼は広場前の地元の店へ。英語は全く通じません。我が家も形だけイタリア語を喋るものだから(店に入るときに2人とかイタリア語で言ってしまうので)、お店の人がイタリア語しか喋ってくれない。全然理解できない。どうにか料理を注文。

ここで、デジカメの電池が終了。予備のは買ってあるのに持ってき忘れた・・・
ティラーノからミラノ行きの切符を買おうと自動販売機のイタリア語と格闘するも分からないのでその辺のおっさんに聞いてみる。
「それは故障中だね、窓口・・・閉まっているな、ほらここはイタリアだから」。
さすがイタリアです。物事はきちんと運ばれません。
やってきた電車に乗り込みます。電車は落書きだらけで汚いし、古い。道を走っている車もスイスと比べると古くて汚い。イタリアのGDPの低さが窺われる。
事前調べではミラノへ直通のはずが途中で電車が終わってしまい隣のホームの電車へ。これもイタリアらしい。2時間半の予定が30分以上遅れてミラノ駅に到着。これもイタリアらしい。ちなみに我が家の結論ではイタリアは嫌いです。
暑い
時間通りに着いたらドゥオーモでも再度見ようかと思ってたが、暑いし、そんなに時間もないので(そして駅周辺は治安も良くないので)さっさと空港まで行く。今回もミラノの誇る国際空港ではなく、隣の町ベルガモにある小さな空港を使う。これまた格安航空会社の悲しさか。
夜10:45の飛行機でロンドン到着は11:45。帰りはルートン空港を使う。入国審査と1時間のバスに乗り家に着いたのは2時過ぎ。おやすみなさい。
スイス・フランが50以上残ってしまった。使い道がありません。もう1度行くか。