2009/06/07

Marble Hill HouseとHam House

本当は郊外に行って保存電車にでも乗ろうかと思っていたんです。でも昨日から天気が悪くて天気予報も今日、明日は雨というので取り止めました。朝起きたら小雨が振っていたのでまあ、止むだろうとイギリスの天気らしい想像をしまして近場へ外出します。


電車に乗ってやって来たのはリッチモンド、ロンドン西部にあるお金持ちエリアです。まずはMarble Hill Houseに行きます。雨は降っていないか、降っていても傘がいらない程度。

マーブル・ヒル・ハウスはテムズ河の北側にあります。こちらはイングリッシュ・ヘリテッジ所有の建物。

中ではビデオが上映されていまして、マーブル・ヒル・ハウスの歴史が判り易く説明されているようです。英語ですので細かいところはさっぱり分かりませんん。

1729年、国王ジョージ2世が愛妾ヘンリエッタ・ハワードの為に建てさせたパラディオ様式の瀟洒な館。この人がヘンリエッタです。80過ぎ迄生きてここで亡くなったそうです。

うちも帰国前にカップのセットくらい買おうかと思いはじめた。

ちなみにこの建物は「恋に落ちたシェイクスピア」Shakespere in Love (1998)の撮影で使われたらしい。どこぞのウェブサイト情報によるので真偽は不明。

建物自体は然程大きくないので見学は30分程で終了。受付にいた人にテムズ河を渡りたいのですがと言うと、フェリーがこの近くにあるとのこと。1ポンドで河の向こうまで渡してくれます。我々が行ったらフェリーを動かしてくれたので客が来たらフェリーを動かすようだ。対岸にきた客のことをどう気付くのか不明。橋作れよという意見に対してはここはイギリスなので。

やって来たのはHam House。前回来たときは建物中が見られなかったので今回は再挑戦です。

とりあえず、お昼御飯を食べます。持ってきたおにぎりの他にオムレツを頼みます。5ポンドです。結構うまい。ハムが入っていて中はキチンと半熟です。

いつも通りその日のスープを頼みます。

ここにも名前がさっぱり分らない花が咲いています。

腹ごなしの後は室内の見学。今回は無事に中を見ることができました。撮影禁止ですが。ハム・ハウスは1610年、ロバート・シムスソンのデザインによって、ジェームズ一世のナイト・マーシャルであるサー・トーマス (Sir Thomas Vavasour) のために建てられた屋敷。
今回は映画の撮影が行われているようです。原作はイシグロ・カズオだそうです。日本生まれだが国籍はイギリスのようですな。
帰りはリッチモンドまでテムズ川沿いを歩きます。途中で気付いたが水かさが増えてないか?

帰宅は4時半なり.