ロンドンから電車で一時間のところにあるTunbridge Wells駅へ。そこからバスが出ています。しかしながら、バスは一日に数本で30分以上かかるため、今回はタクシーを利用することにしました。 Tunbridge Wellsは大きな街らしくタクシーくらい簡単に捕まるだろうとの読みです。ところが実際には駅前にタクシー乗り場がなくて5分ほどその場で待機し、やってきたタクシーを捕まえます。
タクシーの運ちゃんによればスコトニー城はこの時期かなり混むようで、5・6月と秋の紅葉の時期がピークだそうな、週末は駐車場が足りないくらいらしい。平日に来て正解です。
タクシーから見るにTunbridge Wellsの街はお金持ち、白人中心。豪邸多し。到着後、早速入場。まずは入ったところにある館を見ます。城と家を所有していた貴族で最後の主人の奥さんが住んでいたところです。奥さんは2006年に亡くなり、その後建物はナショナル・トラストに寄贈されました。主人は1970年に亡くなっているようで、その時に城と庭は寄贈されてます。大変立派な館です。絵画あり、陶器あり、タペストリーあり、古い家具なども大変立派。最近まで住んでいただけありトイレは普通でした。
館を見た後は勾配のある庭を歩きます。庭にはワイルドな(段差の激しい)庭園があります。
下っていく先には城があります。
蓮の花が咲いています。蓮に花がつくことすら知りませんでしたが。
やや曇りのせいか、水面に完全に城が写るというわけではないが、なかなかの光景です。確かに絵のように美しい風景ですな。
お城自体は14世紀のものですが、その後は廃墟となっていた模様。現在は保存活動中のため中は空です。
こういう窓の作りに古さがでます。
今日は金曜日で平日ということもありどこかの生徒が集団で来ています。やはりこのエリアは白人エリアです。
藤はイギリスにはそもそもありません。アジアかアメリカから持ってきたようです。ガーデニングに対するイギリス人の熱意恐るべし。
こちらは冬に降った雪を取っておき夏に使うための保存所。日本にもあったな。
こちらは蜜蜂を集めて蜂蜜を作る所。この時期は基本らしい。Sissinghurstにもあった。花のあるところに蜜蜂あり。
今日はきちんとお昼ご飯を持ってきているので(おにぎりとパンだが)、飲み物だけ買います。敷地内は飲食禁止だが駐車場の横にあるガーデンではピクニックが可能。そこにはバラが沢山あります。
行きのタクシーの運ちゃんが良い人だったので4時半に迎えに来てもらい駅まで帰ります。帰りは駅の反対側につけてくれました。そこには客待ちのタクシーの列が・・・。イギリスのシステムは分かりづらいな、そちらが駅の正面だったのか。自宅着6時半なり。