午後1時から2時まで英語の授業がありました。しかし、先生が来なかったので(こういうことは時々あります、これをアングロサクソン・カルチャーと呼ぶ)、周りの人と適当に話をしていました。
ちなみに英語で雑談が最も大変なのです。何か専門的な話であれば多少聞こえなくても想像力で会話できます。雑談の場合はそれができない。でも英語の授業に出るような人は英語が苦手だから来ているわけでみんな下手です。
そして英語が苦手でかつそういう授業に出るようなのは真面目なアジア人とかインド系が殆どです。お互いに下手で真面目となれば、雑談中に会話が途切れることも多々あるがなんとか頑張るわけです。ヨーロッパ人は英語が苦手でもあまり気にしていないように見える。
そんな訳で、1時間ほど中国人1人と台湾人1人と会話していたのですが、そのときにこちらの大学の話になりました。
台:日本ではUCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)の方が私達がいるところよりも有名なのよね?
日:いや、初耳だけど。
台:昔の日本の人で明治維新のときに活躍した人がUCLに留学してたんでしょう?
誰だ?知らないぞ。
後で調べたら伊藤博文だった、夏目漱石もだ。最近では若き日の小泉純一郎氏もUCLに留学している。ちなみに小泉純一郎氏は学位は取ってないらしい。遊び留学かな。なぜ私よりも日本に詳しいのだ台湾人。さすが親日国。
中:ところで日本の革命っていつあったの?
日:日本に革命なんて起きたことないよ。
台:ほら明治革命・・・
日:それは革命じゃないよ。
台:維新って書くことは知っているけど(実際に書いてくれる)。
中:でも、英語で維新ってないじゃない。英語だとレボリューションじゃない?
維新という漢字は中国語でも同じようです。
明治維新は明治レボリューションか。語感があまりにも違うので全然しっくりこない(後で調べたら明治 Restorationだった。まあ英語は苦手だから・・・)。
中:日本人って簡単な名字が多いわね?
日:簡単といいますと?
中、台:ほら、河なんとかとか、山なんとかとか。
なるほど、漢字の意味が分かる人から見たら確かに簡単な名字かもね。意味が簡単。ちなみに二人とも陳という名字のようだが、私にはその意味は分からない。
雑談を続けるのはなんとも疲れることです。