ベルゲンからは電車に乗って、バスに乗って、フェリーに乗って登山電車に乗って更に電車に乗ります。ここは出発前に一括で予約が出来ます。後で気付いたけど1240ノルウェークローネ、すなわち一人当たり25,000円…痛いほど高い。
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ベルゲンに来た理由はそもそも、ノルウェーの中で最も観光客に優しい(強行日程を組まずにすむという意味ね)フィヨルドはこの近くにあるからです。それからオスロから出発して、フィヨルドを見てオスロに帰るというのはあまりにも芸が無い。そこで、ベルゲンに入ってフィヨルドを見て、オスロに入ろうとの作戦です。ちなみにベルゲン-オスロ間は500キロです。
昨日は結構寒かったので今日はTシャツを2枚着て、更に長袖のシャツを2枚着て、チョッキとウィンド・ブレーカーを着てマフラーをします。セーター持ってくれば良かった。6月末なのになんて格好だ。
出発前に、ベルゲンからフィヨルドを通ってオスロに行く電車やバスを予約してあります。ノルウェーの鉄道会社が全てパックになったのを売っているのでそれを事前に購入。当日8:40にベルゲン駅へ集合です。
電車やバスは予約してあるが、観光ツアーではないので、昼飯は入っていません。フィヨルドはド田舎の観光地なのでおそらく、観光地価格が適用されると予想。ホテルで6時からの朝食を食べながらお昼のサンドイッチを作ります(朝食はブッフェだから食べ放題ね)。ハムは4種類、チーズも沢山、酢漬けのニシンとかケチャップ漬けのニシンを食べます。パンはなかなか美味い。
ホテルから歩いて10分の駅へ急ぎます。駅で切手を購入し、親への手紙を投函。切手の図柄は鮭です。下は駅舎。
ヨーロッパは半円形のホームの屋根が多いですね。
下の電車に乗ります。この辺はこの形の電車が多い。
8:40から10:00まで電車に乗ります。山と川(海かな)を縫って進みます。
ヴォスという町に到着。そこで電車を降りてバスに乗ります。結構客がいるのだが、全員フィヨルド観光に来た観光客だと思って間違いない。だって、この町の人口は1000人しかいないはず。。
下のようなバスが4,5台駅に待機していまして、降りてきた客を片っ端から乗せていきます。乗り遅れは許されない。
バスには1時間ほど乗ります。段々フィヨルドらしい風景になってきます。
グドヴァンゲンという村に着きました。フィヨルドの端になります。この時点で11時です。何でここからフィヨルドかというと、ここに海があるからですね。大分、内陸に入ってきたけど。下がグドヴァンゲン。赤い線をフィヨルド観光船は走ります。
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こちらはフェリー乗場前にある、お土産屋。グドヴァンゲンの絵葉書と水を購入。ペットボトルの小さいお水は400円?高すぎ。
こちらの船に乗ります。小さいフェリーです。客は6,70人くらいか。
こちらは世界で最もかわいいといわれる北欧の子供です。アジア人の子供より可愛いのではないかと、ましてや黒人の子供より・・・
皆さんそれなりに防寒対策をして乗っています。
良く分からないのだが、なんで山の上から滝が流れるのだろう。山の上に湖でもあるのかな。
フィヨルドです。
フィヨルドです。ちなみにフィヨルドの特徴は氷河によって削られた山肌にありますので。それからここは相当な内陸だけど、湖ではなく海です。ノルウェーは海岸線の長さが国土に比べて相当長いそうな。
フィヨルドです。
フィヨルドです。
フィヨルドです。
フィヨルドです。フィヨルドの周辺には少しだけ村というか家があります。どうやって生活をするのか不明。
着いた先はフラムという村。人口は1000人くらいだそうな。その後、登山電車に乗ってミュルダールという町を目指します。
この登山電車はなかなかです。箱根のよりもすごいです。電車が豪華です。
結構急勾配ですが、どんどん登ります。
山頂のほうはまだ雪があります。
途中に滝があります。ショッスの滝というらしいです。マイナス・イオンをいっぱい浴びます。
ここで電車は5分間ほど停車。みんな降りて写真を撮ります。
更に登ります。
着いた先はミュルダールの駅。午後2時頃かな。
どうやら、少し間違えたようです。フェリーを降りた後、すぐに登山鉄道に乗ったのですが、ミュルダールについてみてオスロ行きの電車まで3時間あります。どうやらフラムの村で1時間ほどのんびり出来た模様。3時間ほどお昼を食べて待つ。
下にあるチーズは牛とヤギのチーズだそうで、ノルウェーの特産品です。なかなか美味しいです。
暇なので、駅舎の見学。3時間もあるから駅の外に出ようかと思ったら・・・
駅の外には何もありません。
ここは町ではないようです。山頂に駅があるだけだった。仕方がないのでここで、絵葉書を書いて切手を買い(今度は車の切手です)、ポストに投函。
やってきたベルゲン急行に乗ってオスロへ出発。座席指定なので席の取り合いも無く、のんびり乗ります。
結構すごい景色です。ミュルダールから更に標高が高い地点を目指します。6月末で凍っているということは1年中凍っていると思われる。
寒々しいのう。
下はノルウェーで最も標高の高い駅。降りる人はいません。というか降りて何があるのか大そう疑問。
山脈を越えたようで、晴れてきました。山の天気は変わりやすい。どんどん晴れてきます。でもまだ周りは雪だらけ。
段々のどかな感じになってきます。
急行だけあって、電車の中はそれなりに豪華。そして5時間以上の旅なので食堂車もついています。でもどうせ高いので行ってません。
ノルウェーの平野に入ったようです。
オスロ中央駅に着いたのは午後10時半です。長旅だなあ。オスロは人口60万の都市なので、それなりに大都市ですがやはりロンドンと比べると閑散としています。
これから2泊するホテルに到着。到着時間は午後11時くらいか。でも外は明るい。
ノルウェーは国土が広くて、殆どが森と水と岩なのね。
以上、交通費だけで1人25,000円の旅でした。