2008/06/22

ノルウェー 3日目

3日目、今日はオスロ市内の観光をします。小雨が降ったり止んだりという天気。



観光の前に朝食のバイキンクで昼食のサンドイッチを作ります。えらい貧乏旅行だが仕方なし。ノルウェーの物価は高すぎます。
まずは駅前のオスロ大聖堂を見に行きます。工事中につき見れませんでした。これまた仕方なし。

その後、駅前から王宮まで伸びるカール・ヨハン通りを歩きます。駅から王宮までは徒歩で30分くらいです。一番奥に見えるのが王宮です。

王宮までの道の左側には国会が。人口500万の国の国会は小さい。

王宮までの道の右側にはオスロ大学アウラ講堂。横にはノルウェーが生んだ巨匠ムンクさんの銅像が。

ムンク氏は80過ぎまで生きたノルウェーで一番有名な画家です。この後も色々な人の銅像を見ました。この国はなぜか銅像が多い。それも道に。

王宮が近づいてきます。塀もなくて良いのか。北欧は開かれた国ですね。バッキンガム宮殿でさえ、塀はあるぞ。

テロリストが来たらすぐにやられるな。ちなみに王宮には現在も王様が住んでいますので中の見学はできません。王様か女王様かは知らないが。

衛兵が一人立っているだけです。ちなみにこの人は話すのが禁止されているらしく、話しかけても無視されます。当然我が家も話しかけて無視されます。

でも衛兵さんは良い人なので、写真取ってもいいですかと聞いたら黙って頷いていたので取りました。

次は王宮から歩いて5分の国立美術館へ行きます。

薔薇の季節です。ロンドンは薔薇の季節が終わりかけていますがこちらは現在は一番良い季節です。


中は撮影禁止。ここでムンクの最も有名な作品「叫び」を見ました。確か「叫び」は何年か前に盗まれてその後見つかってます。盗まれる前はムンク美術館に、その後はここにあります。でも「叫び」は4枚ほど作成されたようだけど。
後はしれっとゴッホ、モネ、ルノワールとかが飾ってあります。そしてここは無料です。入る価値あり。日本人団体客を2組も見た。そして韓国人団体客も1組。
ムンクの絵を見たい方はこちらから適当に。
この後インフォメーション・センターへ行き、満を持してオスロカードを入手します。オスロカードは24時間券で180ノルウェー・クローネ(約3,600円)もするのですが、全ての公共交通に乗れ、多くの美術館に入ることが出来ます。午前中に無料のところを訪れ、午後からはこのカードで観光しようとの狙い。
次はオスロ市庁舎へ行きます。

オスロ市庁舎のホール。ノーベル平和賞の授賞式が毎年行われています。ノーベル賞はスウェーデンの賞だけど平和賞だけはここで行われるらしい。複雑だな。

この部屋はムンクの部屋と呼ばれていまして、ムンク氏の作品が壁に飾ってあります。


どういう経緯で市庁舎にあるのかさっぱり分からないが人形の久月を発見。経緯が書いてある紙も見つからず。

オスロは海に面した町ですのでフェリーに乗って対岸へ行ってみます。ビグドイ半島という名前です。

オスロ港からの町の眺め。大きい建物は少ないな。

まずは、フラム号博物館へ向かいます。このエリアは博物館が計5つもありまして、全部行っても良かったのですが事前情報を調べているときに誰かが全てすごくつまらないと書いてました。でも我が家はフェリーに乗りたかったのでフラム号博物館だけ見に行きました。ここは南極点に最初に到達したアムンゼンが使っていた船を飾っています。そして彼の人生が写真とともに描かれています。

こちらが北極点への到達競争には負けたけど、南極点には一番に着いたという船。中も見学できます。

予想通り、すごくつまんねえ・・・
ノルウェー人にとっては英雄でもねえ・・・。その後帰りはフェリーではなく街を見るためにバスで中心へ帰ります。バスは10分に1本あるのですが、運悪く行ってしまったばかり。次のバスが来るまでの間にコンチキ号博物館を見ます。

こちらも大変つまらない。5分で出てきた。
事前情報を調べるのは大事ですね。旅は事前学習が全て。面白いもので、王宮とか王立美術館に行ったときは日本人の団体客がいまして、すごいなあと思ったのですが、このエリアには来ていません。旅行会社は何が人気があるのかきちんと調べてきている模様。
で、王宮近くに帰ってきて素敵な噴水を発見。

次は地下鉄に乗ってムンク美術館へ行きます。オスロの地下鉄は中が広いです。ちょうどみんな向こうを見ているので撮ってみました。


ムンク美術館はムンクの絵のみが飾られてます。そこのカフェが良いという情報を事前にキャッチしていたのでここでお茶を飲みながら朝に作ったサンドイッチを食べます。コーヒーは一杯400円くらいです。ここは前にムンクの「叫び」が盗難にあったこともあり、厳重な警備です。
この後は、最近の我が家の得意技、適当にバスに乗って適当にどこかへ行きます。要は適当なバスでオスロ市内を見て回る作戦。
適当に乗り回した後、やってきたのはフェリー乗場の横にあるオスロの最新スポット。変わった建築が沢山あります。

スカンジナビア・デザインというのが家具やインテリアではありまして、趣味が良いと評判なのですが、確かに北欧は洒落ています。

晩御飯を食べようと(実はこの国に来てからまだ一度もレストランに入ってない)、町を歩き、事前情報を仕入れたあったイタリアンレストランに向かいます。


それなりに美味しいのだけれど、二人で12,000円は高すぎ。ノルウェーの物価はえらい高い。予想はしていたがしょんぼりと帰宅。