2008/11/15

Bodiam Castle

イギリスにはお城がきちんとしたのから壁が少しだけ残っているのまで含めて300以上あるらしいのですが、一つ一つ周っていきます。今日はケント州(イギリスの最南東部)にあり1300年代に建てられたボディアン城に向かいます。外観はほぼ完全に残っている美しいお城の一つだそうです(まあ、その手の枕詞は当てにならないけどな)。




ボディアン城はロンドンからさほど遠くは無いのですが、最寄り駅から5マイル(8キロ)ありまして先週奥さんが風邪でまだ病み上がりの我が家としてはちょっと歩くのは避けたい距離です。で、その場合はバスを使うわけですがこのバスが最寄り駅からではなく、ヘイスティングスと言う南の海に面した街から出発します。そのため、家から2時間強かけて南に下り、その後バスで40分北上して到着というなんとも手の込んだ行き方をします。60キロくらいだから車があれば直ぐなのに。
というわけでヘイスティングスの駅前。今回はバスに乗るためだけに来たので街は素通り。しかしこの街はイギリス史上唯一、他民族に占領された時の重要な戦いの場所で当然それなりの観光地ですので次回にゆっくり見ます。

二時間に一本しかないバスには乗客が10人ちょっと。毎度のことだが降りるバス停が分からない。今回は道の表示をじっくり見て右側に城を発見したため無事に降りることが出来た。と思ったら他に三組、計六人がバスを降ります。どうやらここは結構人の来る観光地のようです。

ここはナショナル・トラストの管理しているところですので、ショップや喫茶店などが付いています。とりあえずは城を見ようと歩きます。

堀に囲まれた城です。日本の城と比べると小さいのですが、それでも結構立派です。

堀には変わった鳥がいます。

堀には鯉がいます。

で、中に入ります。中には住居があったらしいのですが1600年代の市民戦争で壊されたそうです。

塔に登って外の堀を見ます。紅葉してます。

塔の上から城の内部を見ます。

塔の中の階段は結構急です。

城の中。

この後はお昼ご飯を食べます。持ってきたサンドイッチの他にナショナル・トラストの喫茶店でスコーンを食べます。クリーム・ティーと呼ばれていて、紅茶とスコーンとジャムとクロデット・クリームが付いてきます。これにサンドイッチなどが付いてもう少し豪勢になるとアフタヌーン・ティーと呼ばれるわけです。中身が増えるだけなのがイギリスらしい。

再び、お城の周りと少しの散策。


長閑です。

出発は朝8時。帰宅は7時。片道3時間の旅でした。歩いてないからあまり疲れなかった。