2008/11/01

Nymans Garden

今日はサセックス州にあるナショナルトラストの1つナイマンズ・ガーデンに行きます。ビクトリア駅から電車で40分程のヘイワーズ・ヒース駅へ行き、そこからバスに乗ります。



今日は雨です。最近は毎日雨ですがそのうち止むだろうと考え出発します、10時前。
ビクトリア駅は改札が壊れたようです。こういうことはよく起こるので別に気になりません。

ヘイワーズ・ヒース駅からは一日に三本しかないバスに乗ります。バス停で話をしたお婆さんにはこんな天気で残念ねと言われ、バスの中で話したおばあさんにも今日は天気良くないわねと言われました。郊外のそれも一日三本しかないバスですからイギリス人しかいません。郊外に来るとアジア人が珍しいようで困った振りをすると話しかけてくれます。バス・センターではバス停を丁寧に教えてくれ、バスの中にでは次の村よとか教えてくれました。
実は、前日に全て調べてあるので電車が着いてから7分後にバスがバス停Aから出発し、15分乗り、ハンドクロス・コンバーというバス停で降りることまで知っているのは内緒です。

なんとなく思ったが、小母さんやお婆さんではきはきした人の英語は聞きやすい。で、到着。まずは受付へ。ナショナル・トラストのメンバーではないこと、メンバーになりたい旨を伝えて書類を記入。一年間のメンバーの場合、二人で64.17ポンド。ざっと一万円。割引期間中らしく少し安くなってます。これで一年間はナショナル・トラスト入りたい放題。ナショナル・トラストの建物はイギリスに300以上あるそうです。

手続き終了後(実は引き落としの銀行口座が分からなくて、明日電話しなくてはならない)、早速散歩開始と思いきや雨がひどいのでとりあえずお昼にしようとナショナル・トラストに付いているレストランへ。お昼ごはんは持ってきているが外で食べるには寒い。とりあえずスコーンを買って隠れて持ってきたサンドイッチを食べます。

小雨になったので散策スタート。

結構、紅葉してます。

結構、紅葉してます。

素敵な庭園です。

バラ園に到着。150種類もあるらしいが、11月にバラが咲いているわけもなく。シーズンは5・6月です。

と思っていたら少し咲いている。さすがガーデニングの国。色とりどりのバラがあります。色々工夫して植えているようで冬でも咲いてます。

よく分からない花。

隣の庭園。噴水と見事な刈り込み。植物を刈り込んで何かの形にするのを正確にはトピアリーと言うらしい。

噴水のアップ。イタリアの大理石で出来てます。こちらの庭の主人は世界中から色々な花や樹木、その他調度品を集めていたらしい。

メッセル家に到着。この庭の持ち主だった家族です。

見てみると家の壁だけが残っていて中は残ってないことが分かる。1947年に火事で焼けたそうです。その後、いつかは分からないがナショナルトラストが管理しているそうです。

実は、建物の一部は残っていて訪れた人は中を見ることが出来ます。写真は禁止。家具や写真、古いテレビもあります。大変素晴らしく見る価値有り。

庭を歩きます。

庭を歩きます。

庭を歩きます。

庭から見た家。

庭を歩きます。

日本みたいな庭園もあります。家の主人は東洋からも樹木や調度品を集めたらしい。

広い。

広い。ナイマンズ・ガーデンは110ヘクタールあるそうで(いまいち感覚的に分からないが)、我々が歩いてのは全体の3分の1くらい。

こちらは焼け落ちたあたりのようで立ち入り禁止。

これまたトピアリーです。洒落てます。

花の名前は基本的に知らない。

パセリに見えるが花だと思われ。

ナショナル・トラストの建物にはショップが付いています。イギリス田舎の古い教会やお城やその周辺の散歩道が載っている本がありました。まあ次回に。

帰りはネイマンズ・ガーデンを2:30に出発するバスです。逃すと2時間待ちです。

帰宅は4時なり。今日は一日中雨でした。もちろん花が咲く季節に行くのが良いが、これはこれでまた良し。