2009/02/21

Ham House

本当はドーバーに行ってみようと思っていたんです。わざわざバスも予約してあったんです(格安だけど)。でも朝起きて準備しようとしたら水が出ないのです。突然の断水。事前連絡なし。弁当は作れないし、顔も洗えないし、いつ断水が終わるのかも分からないため、諦めてもう一回寝ました。

起きたのは10時過ぎ。いやーよく寝た。今度は水が出ます。でもいまさらドーバー行きは無理。片道2時間かかるし。お城は4時までだし。ということでドーバー行きは中止。ひどい国だ。ということで急遽予定を変更し、ロンドン周辺で行ったことのない所へ行ってみます。



結局、リッチモンドというロンドンの西部、ゾーン4にある街へ行きます。我が家からは地下鉄で30分ほどです。このリッチモンドはロンドンでもなかなかのお金持ちエリア、そして白人中心です。行ってみたら確かに白人だらけ。珍しいですな。テムズ川沿いを歩きます。

目的地は駅から1.5マイル離れたところにあるハム・ハウス。ナショナル・トラスト所蔵で17世紀に建てられた貴族のお屋敷です。テムズ川沿いは散歩道となってまして、どこへ行くのか知りませんが、結構な数の人が歩いています。イギリス人は散歩好きですしね。

今日は珍しく快晴です。ハム・ハウスに到着し入口で会員証を見せます。ここで残念なお知らせが「今日は中の見学はツアーだけですので庭とカフェを楽しんでね」。聞いてね~。ガイドブックを見たら小さくそう書いてありました。ということで中の見学はお預け。3月中旬からは中を自由に見られるそうなので、その頃にまた来なくてはならないようです。

中が見られないので、お茶を飲みます。クリーム・ティー(スコーンとクロテッド・クリーム、ジャムのセット)と紅茶を頼みます。

こちらがクロテッド・クリーム。我が家では通称、悪魔の食べ物と呼んでおります。その理由は脂肪分が50%以上という恐ろしくカロリーが高いため。

100グラムで560キロカロリー程度です。そしてスコーンに塗るとウマイ!!。沢山付けるほどにウマイ。あっという間にイギリス人を太らせる悪魔の食べ物でございます。

大分、春が近くなってきたようで花も咲き始めています。

帰宅は5時過ぎなり。まだ明るい。大分日が長くなってきました。