リーズ城は1100年代に建設され、その後王家の所有を経て、民間の所有を経て、現在は財団の所有となっている、割と有名なお城です。日本からの観光ツアーにも含まれるくらいで、一年中公開されています。事前の調査ではロンドンの駅で電車の切符とバスの切符と城の入場が全て含まれた切符が売っているので、それを購入する予定です。と思ったら駅でもう売ってないから普通に切符買ってと言われました。ビクトリア駅から9時半発の電車で一時間のBearstedという駅にやって来ました。雪が残っています。そこから城まで直通のバスに乗ります。バスと城の入場が一緒になったチケットが売っているという事前情報もあったので運転手に聞いたところ、そんなのは無いと一蹴されました。この国では良くあることです。バスで10分走るとリーズ城です。電車は二人で23ポンド、バスは往復二人で10ポンド、結構高いです。更に入場料は二人で23ポンド。ちょっと高いな。その代わり一年間有効らしいのでまた来られるときに来ようかと(電車代を考えたらまあ、来ないと思うけど)。
駐車場付近にある入口から中に入ります。まずは小道がずっと続いていましてお城の姿は全く見えません。
今日は晴れ時々曇りですがたいそう寒く、鳥もこんな感じ。
更に小道を歩きます。城というよりも城を含む大きな公園です。典型的なイギリスの田舎です。今日は雪も残っているし、何よりも寒い。下手すると氷点下です。
リーズ城は川から引き込んだ池に囲まれた城です。ちなみに池は凍っています。
城の向こうはゴルフコースになっています。ゴルフコースは少しずらして城の周りを一周できるようにしても良いと思うが。
この辺りが城の最も古い部分。この辺から中に入ります。オーディオ・ガイドもありますが、それは買わないで変わりに日本語で書かれたペラ一枚を見ながら部屋を見ます。ペラには部屋ごとの説明があります。
最後の持ち主のベイリー夫人が住んでいた部屋です。大金持ちの家に生まれてこの城を購入し、保存活動に勤しみ、亡くなった後は財団に任せたそうです。世の中には奇特な人がいるもので。
この部屋は...何の部屋か忘れた。
広間。今日はバレンタインの当日なので、ここで予約客がご飯を食べるようです。貴族かと思ったが、普通の人でも大丈夫なようだ。ここで晩ご飯とはなかなか良い趣味ですな。この部屋の売りは床だそうだがおかげで見られず。壁にはヘンリー8世、タペストリーはいつもフランドル産。
出たところがお城の正門。
公園を散策します。鳥が沢山います。黒鳥も沢山います。
反対側からのリーズ城。本来ならこの辺りのベンチに座ってお昼を食べるのだが寒いため別の場所を探します。
持ってきた昼ごはんを食べようと思うのですが、寒くて外のベンチは辛い。それでも座っている寒さを感じない白人は沢山いるけど。喫茶店に入ってコーヒーと紅茶を頼んでついでにケーキを頼んで後は見つからないようにお昼を食べる。
広い公園では何か催し物が行われています。鷹を使って何かしています。何を言っているのか全然分かりません。他には迷路とか野鳥園がありました。
3時のバスに乗って駅に戻ります。バスではなく8人乗りの車で乗客が8人以上います。運転手のおじさんは慣れているようで2往復します。3時半の電車に乗ってロンドンへ。帰りの電車は20分遅れで家には5時着。寒かった。