2008/03/25

3日目 ミラノからシルミオーネ、ヴェローナ

今日はミラノを出発し、イタリア最大の湖、ガルーダ湖畔の街、シルミオーネへ行きました。シルミオーネには5時間ほど滞在し、次の町ヴェローナへ向かいます。


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今日も快晴です。



早朝のミラノ中央駅です。観光客で混んでる混んでる、おそらくイースター明けなので職場に戻る人が多いものと思われる。
大分古い電光掲示板、電光じゃないけど。日本だったら相当な田舎でも電光になっているのに。こういうところが無駄なところにお金をかけない感じがして良い。

こちらは我々が乗る予定のインターシティ。都市間を走る特急みたいなものです。特急料金は各駅停車の1.3倍程度です。

こちらの電車は出発の少し前にならないと番線が分からないため(イギリスもそうですが)、電光掲示板の前で他の人と一緒に待機して掲示板を見ます。出発15分前になって9番線との表示が出ました。席を取るためにドアの前で待ちたい、よって急ぎます。
が、どうやら出発5分前に番線が変更された模様。なんとなく待っている人が少ないと思い駅員に聞いたところ、番線変わったから急げと言われた(もちろん会話は通じないのでボディー・ランゲージ)。この5分間は久しぶりに全力疾走。重い荷物を持って全力疾走。そうとう体に辛い。でもなんとか電車に乗れた。さすがイタリアです。番線が直前に変わるなんて当然のようです。今後のためにもよい勉強をさせていただきました。
そして再び我が家の「世界の車窓」
遠くにはスイスとの国境であるアルプスが見えます。

着いた先はデセンツァーノ。ミラノからインターシティで1時間強です。天気は絶好調です。


デセンツァーノの駅。典型的な田舎の駅という感じ。駅前バスの停留所が2,3あります。駅の中には切符売場とタバッキがあります。タバッキはタバコ屋なのですが切手やタバゴのほかに軽食から珈琲、ワインまで揃えてありまして、まあ何でもやさんです。ここで珈琲をくいっと飲みました。こちらでは、珈琲を立ったまま飲むのが普通のようです。更に言うと座って飲むと高くなります。そしてエスプレッソは3口くらいで飲めるので日本のように喫茶店で一休みと言う概念がありません。飲みはじめから飲み終わりまで2分ほどです。
ここからバスに乗り換えます。すっかり田舎に来た模様。バスは1時間に1本しかありません。バスで20分ほど行ったところ、リゾート地になってきました。

湖発見。
天気が良くてよかった。そして大分暖かい。我々は真冬の格好で来たのですがすっかり春です。

これはなかなかの景色です。
シルミオーネはガルダ湖に3方を囲まれた町です。町の入り口にはスカラ家の城塞(Rocca scaligera)があります。

もちろん入ります。もちろん上に登ります。このときはまだ手元に荷物を持っていまして、結構大変でした(階段しかないし)。この後に適当なホテルに突入して、宿泊はしないのだけど少しの間だけ荷物を置いておいてくれないかの交渉。イタリア人は親切でした。預かってくれました。テーブルの下においただけだけど。

町が湖に囲まれていることがよく分かります。
お昼ごはんです。

湖なのでお魚を食べました。網の焦げ目が美しい。

こちらのパスタも大変うまい。

イタリアといえばジェラートですので、帰りのバスを待つ間に食べます。
この後、ヴェローナへ向かいます。シルミオーネからヴェローナまではバスで1時間です。バスは1時間に1本しか来ません。

ヴェローナ到着。駅から路線バスで町の中心へ。円形闘技場(Arena)があります。1世紀の建築だそうです。古いな。


晩御飯は手長えびのパスタとピザ・カプリチョーザです。

食事をしたのは地元の人が多そうなレストランです。英語が通じないところが地元らしくて良いですね。