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ヴェネチアを出発するときの感想は
なんてひどい街だ、歩いている人の7割は観光客で3割は観光客向けの商売人だ。産業なんて観光しかないから街の雰囲気が異様だ。お店は観光客が一見の客なのでぼったくってくる。ヴェネチア土産はガラス細工が有名だが、どうせメイド・イン・チャイナだろう。おまけに雨も降った。二度と来るものか
です。街は綺麗だったけどね・・・。もう1回来たいですか?いや、そうは思わない。
さて、ヴェネチアから電車で30分の街パドヴァです。この街に来た理由は1つだけです。
ジョットのフレスコ画で有名な礼拝堂を見る。
早速突入。ちなみに完全予約制。インターネットを使って2週間前までに予約しないといけません。見学時間は15分。更にその15分前から温度調節の部屋にて待機することが必要。チケットの交換のため併設されている市立博物館へ。こちらでもジョットの作品とその他、ルネッサンスの絵が沢山見れます、当然見ました。
パドヴァの町。綺麗です。駅前はそうでもないけど、中心地に向かって歩くと中世の町並みが残っています。
こちらはパドヴァ大学。ガリレオが講義したいたところです。奥に新しい建物がありまして、いまでも学生が学んでいる模様。パドヴァ大学?初めて聞いた。
続きましてはラジョーネ宮にやってきました。こちらは裁判所として使われていたもので13世紀の建築物です。周りは市場となっています。
イタリアでは魚も当然売っています。
パドヴァを後にし、3時間列車に乗ります。この辺は平野で野菜を作っている模様。
やってきたのはパルマです。ここは中田選手がサッカーしていたところであり、ハムが有名です。
友達と合流し、晩御飯に出かけます。「食べたいものある?」「全然分からないから全て任す。」万事がこの調子、ワイン飲む?飲む、でも分からないから任す。で、食べたのは以下のメニュー。さすが働いている人間は学生とは違い食べ物をよく知っています。
こちらは揚げパン。さくさくしていてうまい。この地方特産のワインはスパークリング・赤ワインだそうです。早速挑戦。これがかなりいけています。
パルマハムのセット。プロシュート、サラミ、その他もろもろ。プロシュートってのが一番高価で、寝かせれば寝かせるだけうまいらしい。サラミは作るのが数ヶ月でできたらさっさと食べるのが良いそうです。
こちらは各種トリテッリ。トルテッリは正方形の小さなパスタで中身が挽肉などですね。皮に何を練りこむかで名前が変わるらしい。とりあえず沢山の種類を注文。上にはパルメジャン・チーズがかかっています。パルメジャンはパルマのって意味です。
こちらはいわゆるセコンドといわれるメインのコース。ダックと鶏と牛を食べました。
デザート。何を食べたのか分からない。
どうやらこれまで私が食べていた、イタリア料理、パスタ・ピザ・リゾットはイタリア料理の中ではチェーン店の料理という位置づけか。
飯は最高でした。友達に言わせるとパルマやヴェローナはイタリアでもお金持ちの街らしく、飯がうまいので有名とのこと。確かに美味しかったです。でも観光客では地元の人が行くレストランにはなかなか入れない。そして地元のレストランが美味しい。