7時30分開場でしたので、家でご飯を食べて歩いていきます。
ホールのインターネット・サイトでチケットを予約し、当日開場前にホール横のオフィスで名前と予約番号を言うとチケットを渡されます。チケットを購入後、待つ部屋がありますのでそこで待機。ミュージカルを見たときもそうですが会場の中に待つための広い部屋がありまして、そこでワインとかを飲めるようになっています。日本ではこういうのは余りありません。広い待合室があってそこで、話をして開場を待ちます。
お客は八割がた日本人でした。
日本人でロンドンで働くサラリーマンとその家族が大多数です。そこで繰り広げられる日本社会の縮図。「○○部長、うちの主人がお世話になってます。」とか「こちら、女房です。」という感じです。ロンドンでも日本企業で働いたら日本と同じですね。知り合いがいない我が家はおとなしく座っていました。
お金持ちが多そうでした。お金持ちというか小金持ちですね。ご主人がきっと一流企業で働いていて普通の人の1.5倍くらい稼ぐとこうなるという感じの服装の人が沢山いました。奥さんも昔はたいそう美人だったのだろうと推測される人たちが沢山いました。子供は小学生でもネクタイしたりしてましたね。年齢層は若干高めで40台が中心か(クラッシックだからかもしれません)。
多分、そういうものだろうと推測してましたので私も数ヶ月ぶりに革靴をはいて、それらしいズボンを履いて、一番高いマフラーを着て参上。場違いな空気は出さずにすみました。ジーンズが数人いたけど浮いてましたね。
で、演奏ですが、クラッシックは詳しくないので良く分かりません。葉加瀬氏は自分の音を確認しながら演奏しているような印象を受けました。昔、何かの演奏会で演奏者が楽しそうにしているのを見てああいうスタイルは良いなと思っていたのですが今回は真面目に演奏していますという感じ。最後のアンコールのときは楽しそうでしたね。
2曲自分で作曲した曲を演奏していました。かの有名な「エトピリカ」は演奏されませんでした。
でも葉加瀬氏、もう少し英語を勉強したほうが良いですね。文章を覚えて喋っていますというのは良くない。そして、アンコールの途中で弦が切れてしまいました。その時も何も喋れませんでした。その場で英語を喋るのは苦手みたいです。
演奏中に写真を撮るのはなんなので、こちら終わったあとの葉加瀬氏。着替え終わっています。演奏終了後、ロビーにてサインをしていました。ここには奥さんも登場。どちらも大量にフラッシュを浴びていました。
そして一目見ようと集まる日本人、私もその中の1人です。
会場はスローン・スクエアにあるカドガンホールです。
ロンドンでは桜が咲いています。お花見をするような感じではなく、道沿いに少し桜があります。
こちら会場です。15ポンドしか払っていない我が家は2階席の端。ここからだとピアノ奏者の指使いや葉加瀬氏とピアノ奏者のアイコンタクトが良く見れました。ピアニストの方はよく知りませんが、すごい指使い。プロですね。カドガン・ホールの中。市民文化会館の小ホール位の広さでしょうか。天井が高くて良かったです。
こちら舞台の正面の席は35ポンドでしたかね。8000円くらいです。