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ホテルをチェックアウトした後はウィーン西駅へ行き、コインロッカーに荷物をいれ、ザルツブルグまでの切符を購入しておきます。二人で80ユーロは少し高い。
ウィーンを長いこと支配していたのはハプスブルグ家。その住居は王宮とシェーンブルン宮殿です。宮殿へ行きます。大分ヨーロッパの宮殿を見てきた我が家ですが今回も満足度高いです。
長く支配していたハプスブルグ家ですので、えらく家系図が長いのですが、ここでは国母マリア・テレジアとその家族に焦点を当てて紹介してました。国の発展に頑張るは子宝に恵まれるはで文句のつけようのない人のようです。
電話の受話器のような音声ガイドを借りて出発。我が家の経験では宮殿見学は朝が良いです。昼になると観光客が増えてきて行列が長くなります。今日は駅に荷物を置いたりと朝一で来られなかったため、切符を買うのに20分ほど並びました。そして観光終了して出てきた時、外の行列は下の通り。可哀想に。
宮殿には庭園が付いているのが普通ですので、庭園へ。こちらはフランスと似たような作りです。
庭園の真ん中には噴水が付いてます。
噴水はネプチューンの泉とか言ってなかなか凝ってます。
どこの庭園もそうだが広すぎる。ということで中心だけ歩いて退散。暑いし。
「まっぷる」に依れば宮殿の横にあるお店でアプフェルシュトゥルーデルを食べろと書いてあるのでその通りに食べます。
アプフェルシュトゥルーデルというのはオーストリアのリンゴ菓子です。観光は歩き回るので疲れます。3時間歩いて1回休憩くらいがちょうど良い。
リンゴ菓子を食べながら時間調整して、ウィーン西駅に戻ります。
ウィーンとザルツブルグ間は3時間ほど。この時期は大きいバックを担いだ若者が多い。皆旅行をするようです。我が家は担ぐバックと引っ張るコロコロ付きのバックが1つずつ。チェコとの違いは石油マネーを持ったアラブ人がいることかな。真っ黒の服を頭から被ると暑いと思うが。アラブ人は嫌いじゃないが香水がきつくて・・・
ザルツブルグについて最初の感想は、すごく暑い。
ザルツブルグはちょっと高いところにあるから寒くなるのではと長袖を持ってきたのに逆に30度以上ありそうな温度。そして湿気がすごい。今日が移動日でよかった。これで市内観光したら1時間おきにビールだよ。
とりあえず、観光に必要なザルツブルグ・カードなるものを駅でゲット。これでトラム、バスは乗り放題で殆どの観光地に入れます。学生2枚といったら年齢を確認されてそれは学生じゃなくて大人料金ねと言われたがな・・・何歳だろうが学生だろうに。まあ、そこで誤魔化さず大人の対応したけどね。ザルツブルグ・カード2枚で9千円はどうかと思うが。
ザルツブルグはこの時期音楽祭が行われていて、市内のホテルは一杯です。もともと予算の都合があるからそんなに良いホテルには泊まってないが。今回は駅から中心方向と正反対の方向へバスで行ったホテルに滞在。ホテルに向かうバスを親切そうなおばあさんに聞いたのだが(英語は喋れた)、地名は似ている違うところに連れて行かれ最後の20分は歩く羽目に。30度以上あるのに・・・。ホテルは快適だったけど。
ホテルに着いたらあまりの暑さに晩御飯を探しに外へ出る気力もなく。幸いホテル中のレストランで晩御飯が食べられるのでそちらへ。食べたのはコルドン・ブルー。名前は洒落ているが二枚の肉の間にチーズとハムが入った、高級なケンタッキー・フライド・チキンである。これが伝統料理だからこの国にはケンタッキーがないのか。主食は当然じゃが芋。