2008/12/30

カッパドキアへ


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今日は移動日。パムッカレを朝7:30発。夜にはカッパドキアへ入ります。大分内陸部へ行きます。


随分朝が早いなと思うが。途中で午前に2回トイレ休憩。田舎はトイレ休憩を取るドライブインすら相当走らないとありません。アメリカに似ています。車で人のいない荒野を走って暫くするとトイレ休憩のレストランがあったり、集落があったり。でもトルコは集落が少ない。我々は日本人。日本人が使えるトイレ(用はきちんとしたところということ)はなかなかないわけですね。ドライブインには必ず小さなお土産やが付いていて日本語が喋れるスタッフが売ってきます。昨日も寒いが今日も外は寒そう。

ベリュカンさんは色々と電話をして今日のルートがどのくらい凍っているか、バスで走れるかの確認をしています。そんなぎりぎりの旅行なのか?

トルコ内陸は土の質が良くないようで農業はさほどでもないらしい。もちろん農業国ですがね。

でも、ドライブインでは果物が売っている。

チャムッカレから今夜を通ってカッパドキアへ進む道は昔のシルクロードのようです。ベリュカンさんによると当時のキャラバンは一日平均32キロ進むようで30キロおきにたいしょうやどがあるそうです。たいしょうやど?隊商宿ですね。ベリュカンさんは日本語が達者です。朽ち果てた隊商宿が沢山あります。整備すればよい観光地になると思うがトルコはまだまだ遅れてます。
午後2時コンヤの街にやっと到着。それなりの観光地のようですが我々は昼食だけで素通りします。レストランへ。小麦粉にヨーグルト。ヨーグルトはトルコの名物です、ブルガリアだけではないのです。上の赤いのは辛いやつで日本人だから少々。お好きな人は注文すると沢山かけてくれます。

何を食べているのか分からない。カレーのようだが油多し。でも結構うまい。トルコ料理はなかなか良い。

その後は更に走ります。街もないし寒々しい。途中で事故にあったトラックを3回も見ました。恐ろしい。最新のメルセデスのバスに期待します。

ネヴィシェヒルに7時到着。洞窟ホテルに泊まります。

一日中バスの移動のため、大層暇なわけですがそこはさすがベリュカンさん。色々な話をしてくれます。トルコというのは日本から大変遠くて、日本から見ると他の国の一つなのですがトルコは実は親日国。よく分からないが大昔にトルコの軍艦が日本近海で座礁し、地元住民が助けてくれたとか幾つか逸話があるそうです。ちなみにそこは和歌山県串本町だそうで。串本という名前は大変有名なようです。街で聞かれたら言ってみよう。
晩ご飯は魚のケバブ。ケバブは羊だけではないそうだ。