2009/01/01

アンカラ経由で

今日はカッパドキアを出発し、バスでアンカラへ。その後は国内線でイスタンブールに戻ります。





昨晩はホテル到着後、部屋でテレビを見たら(高級ホテルゆえ日本のテレビが入る)、紅白が流れていた。ヨーロッパ時間に合わせていたようで11時に新年となる番組表。年の瀬ですなあ。ジェロの歌を初めて聴いた。お母さんの心から歌っての言葉と最後に泣いていたジェロに私ももらい泣き。知らない歌手ばかりで日本が遠いことにまた泣く。実際はそこまででもないけど。今日はバスでアンカラへ。トルコの首都です。途中でご来光を撮影するためにバスから降りる。いったいどこで年を越しているんだか。

外は-20度です。寒すぎでしょう。地吹雪で視界が全くないときもあり相当怖い。でも運転手もプロですからね。

3時間くらい乗ったらアンカラに着きました。アンカラは首都です。人口300万程度ですが元は農村だそうです。

トルコの国父アタチュルクの霊廟を見ます。多分、アンカラには見るものがあまりないと推測される。

正式にはムスタフ・ケマルという人のようです。ベリュカンさんによると彼は結婚はしたが子供はいなく、そのため死後、まさに神様扱いということで大変立派な人となっています。どこでもそうだが、国に歴史あり。

そういえばカッパドキアで見学した普通の人の家にも写真があったな。人が少ない。国が国威掲揚に作っただけあってすごくつまらない。次はアナトリア考古学博物館へ。

旧石器時代からローマ時代にかけての遺物を展示してます。特にヒッタイト時代のコレクションが素晴らしいです。

回廊の中央ホールに展示されたスフィンクスや牛、鹿などの動物をかたどった見事な石像やレリーフが鉄の帝国と呼ばれたヒッタイト時代です。


地母神です。


お昼ごはんはアンカラ中央駅の構内にある古いトルコが残っているレストランです。

トルコ料理は結構おいしいのではないかと。

アンカラ空港へ移動し国内線に乗ります。郵便局を見つけたので手紙を出します。イスタンブールからずっとバスの運転をしてきたセラミさんとはここでお別れ。彼はバスで6時間かけてイスタンブールに戻るそうです。ちなみにバスには晴れるようにと照る照る坊主が吊るしてあったのですが、このセラミ氏、照る照る坊主を何かの首吊りの処刑か何かと思ったらしく、はじめの数日は我々が何かその手の人たちかと疑っていたようです。国際交流は難しいわけですね。

4:00国内線に乗りイスタンブールへ。1時間のフライト。バスだと6時間かかるところを国内線で移動とは高級ツアー旅行ですな。イスタンブールのヒルトンへ帰ってきました。ベリュカンさんは飛んでイスタンブールとか言ってましたが、私は世代的に分かりませぬ。
イスタンブールのヒルトンは前回も泊まっているためそこでの晩ご飯はさけて今回は魚料理のレストランへ行きます。黒鯛を食べました。結構魚はおいしかった。

イスタンブールでは伸びるアイスが有名だそうで。